ナイツ&マジック1
極度の「メカオタク」だった一人の日本人が、異世界で『エルネスティ・エチェバルリア(エル)』として転生した。その生まれ変わった世界に存在する巨大な人型兵器「幻晶騎士」と出会ったエル。彼は狂喜乱舞しながら、その操縦者となるべく行動を開始する。この世界での幼馴染を巻き込みつつ、メカオタクとして思う存分本物のロボットを操る! 小説投稿サイト「小説家になろう」で大人気のロボットファンタジーがついに書籍化。
ロボは男のロマン…!
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ファンタジー異世界転生モノだけどロボモノという珍しい組み合わせ。
主人公エルのロボに対する異常なまでの情熱がすごいのなんの。
転生前がIT関連の職業についていた結果ある程度応用が利くとはいえ、転生後に一目見た巨大人型ロボを目の前にしてから、ロボに乗りたい一心で魔法は飛び級の勢いで勉強するわ年齢に似付かわしくない実力が付くまでトレーニングをするわ…。
エルのロボに対する情熱と一心不乱さが、悪く言ってしまうと良く見る異世界転生モノ
とは違う部分かなー。
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上でも書いたとおりストーリー自体は本当に王道で、世界観も所謂マブラヴとかの人類対異生物、目新しさというものはこれといって無く、個人的には学園生活辺りもちょっと退屈。ですが、エルがどさくさに紛れてロボに乗ってから一気に面白い!
それまで割と冷静沈着なエルがロボに乗ってテンションMAX。その興奮具合とか、ロボ好きであれば誰しも共感するエルのロボ観がこの作品の魅力なのかな。
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おそらく、なろう系なので1巻は本当に序章ということもあって世界観や登場人物の説明に多くページを割かれているので、ちょっと退屈かもしれません。
ですが後半の感じからすると2巻以降からドンドン面白くなっていきそうな香りがしますね。
早めに2巻買って読むとします。
この素晴らしい世界に祝福を!10
この素晴らしい世界に祝福を! 10 ギャンブル・スクランブル! 【電子特別版】<この素晴らしい世界に祝福を!> (角川スニーカー文庫)
- 作者: 暁なつめ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/12/01
- メディア: Kindle版
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「私、この国のために頑張りますから」
魔王軍との戦いに備え、王女アイリスみずから隣国エルロードに
資金援助を頼みにいく。ついでに婚約相手の王子にも会ってくる―
その知らせを聞いたカズマは、可愛い妹ーアイリスーの婚約を阻止すべく
(あと資金も獲得するため)、護衛を引き受ける。
無事到着した一行を迎えたのは、王子の「支援は打ち切り、婚約も破棄」
という無情な一言で!?王国
王国のためアイリスのため、カズマの頭脳と強運が冴え渡る!!
ギャンブル国…豪運カズマさん…あっ()
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二期も決まって大人気シリーズの第10巻目。
「このすば」のすごいところは何と言っても、その安定した世界観と面白さですねー。
ぶっちゃけストーリーも面白いのは面白いんですが、それ以上にキャラクターのブレの無さと掛け合いの面白さがずば抜けてると思うんです。
どっかで聞いた話ですが、スレイヤーズ感あるよね、と言う人もいてなるほど、と思いました。
ラノベ読みとして恥ずかしながら、アニメは見たことあっても原作小説を読んだことはないのですが、あの当時のアニメってキャラの性格がカッチリ決まってて、同じ作者でも、その世界、そのキャラ同士じゃないと見ることのできない会話が多かった気がするんです。
「このすば」にも同じものを感じまして、例え暁なつめ先生が新作を出しても、この会話劇をみれるのは「このすば」だけ、な気がするんです。あくまで気がする程度ですが。
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本題に戻って。
冒頭の一文がストーリーを全て表しているというか、ある意味いつも以上にカズマ無双でした。
これまで豪運の持ち主なんだし賭け事で儲けりゃ手っ取り早いのになんでやらないんだろう、と思ってましたが、カズマさんが賭け事したら国が滅ぶのか。納得。
これまでの機転の良さとずる賢さでなんちゃって勝利と違って、得意分野での活躍ともあっていつも以上に頼れるカズマさんと、それに乗っかるパーティーメンバーが超面白かった。
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9巻ラストのめぐみん大攻勢からどう関係が変わってくのかが、とてもとても気になっていたわけですが、今回は大人し目。
で・す・が!
何ですかね、このめぐみんの可愛さは!前回である程度吹っ切れたこともあってか、正妻ーメインヒロインー感が圧倒的!
特に今回はアイリスがいたこともあってか、触発されためぐみんの行動が、直接的な接触は少なくても、会話の節々から漂ってくるラブ臭がヤバい。
めぐみんが直球ラブ担当、ダクネスがエロ担当、アイリスが妹枠と今回はそっち方面でもカズマ無双でした。え?アクアはいつも通りチンパン枠でしたが何か?
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いやぁ、やっぱ「このすば」本編は段違いに面白いですねぇ。
外伝も読んでますが、やっぱりカズマパーティーの面白さは随一ですよ。
今「続、この素晴らしい世界に爆焔を!」が3話までWEBで読めて、そちらもとても面白いのですが、やっぱりカズマが中心にいないと、どうにも物足りなく感じてしまいますね。
最近の中ではトップレベルで読み終わって早く続きが読みたくなるラノベですね。
次回も期待しています。
めぐみんが徐々にダメ男製造機になるって聞いてワクワクが抑えられない…!
ちょぴん!その2!
ちょっとした一品、略して「ちょぴん」
第一回はいつだったか思い出せないけど第二回!
今回作るのはこちら
【茄子の揚げ浸し】
●作り方
1:下準備
・茄子を半分に切り、そこからさらに上下で二等分、長い茄子ならば三等分に切る。
・すこし深めのフライパンに油を敷く。そこまで多くなくておk。イメージは茄子の
下半分が浸かる位。
・油を加熱している間に、かつお出汁と醤油で浸し汁を作っておき、タッパーに投入。
2:調理
・茄子を揚げる。
あんまりしっかり揚げなくておk。火が通り、食感がある程度残る位が丁度いい。
・浸し汁に入れ、常温まで冷ます。冷めたら冷蔵庫で一晩寝かせる。
3:完成!
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そのままお酒のつまみにもいいけど、個人的にはあつあつのごはんと
一緒に食べるのがベスト。
案外簡単に作れるし、ある程度保存もできるしお酒にもご飯に合う。
\ナスは嫌゛い゛な゛の゛です!!/ _,/ ̄ ̄` ̄\、/レ // , /\ .i i V〈 / / ∠ム/ ー-V l 「ヽ j v、!● ● i ' ├' / 〈 ワ / .i y' / _ ,.イ , `ーゥ t-!,、_У ´ ' .レ^V´ V_,ィtー〈 「| 「| / `央ー'j \_|:| |:| ,/ー、{,_ノ /ー、! \::::]
という人以外はオススメ。
その恋と、その未来。
- 作者: 森橋ビンゴ,Nardack
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/05/30
- メディア: 文庫
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――好きだからこそ離れよう、そう思った。それが俺にできる、せめてもの抵抗だから――
冬休みに入り、未来とともに帰省することになった四郎。姉達への恐怖に加え、三好に対する申し訳なさを抱え東京に戻った四郎だが、彼以上に家庭不和な未来が家を飛び出してきて、松永家で一緒に年越しを迎えることに。以前とは少し変わった家族と、父の誘いで出会った西園幽子達と賑やかな日々を過ごし広島へ帰った四郎は、西園の恋人である三並や広美の言葉に自分の不甲斐なさを痛感し、未来への気持ちを断ち切る決心を固めるが……。待望の第三幕。
相変わらず
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思春期の悩める心を描くのが上手いなぁ。
未来が好きなのに三好と付き合っている自身に嫌悪感を感じている
こととか、どうにもならない本心に戸惑ってたり、こっちまで苦しくなってくる...。
個人的にはサブヒロインと流れで一旦付き合うとかの当て馬展開はホントに嫌いなんだけど、これは四郎に同情を禁じ得ない。
わざと素っ気なくしたり、何とでもないように振る舞っても一緒にいるとどうしても嬉しい気持ちになってしまったり、要さんに嫉妬心を覚えて自己嫌悪したり、自分ではどうにもならない気持ちに振り回される四郎が見ていて辛い。
そんでもってそんな四郎付き合ってる三好も可哀想って思っちゃうんだよなぁ。
どう見ても心ここに有らずな四郎に想いを伝えようと頑張ってるのは、健気だけど見ていて辛い。ただ四郎も思いきってフラれる、ってことができないから一概に悪いと言い切れないしなぁ。
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そんな誰もが幸せになれない現状をどうにか動かそうとしていた四郎にも
ようやく転換期が訪れて、これからどうなる!?ってとこで次回ですよ。
今回は大きく話は動かなかったけど、色んな人と接して四郎の内面が
大きく動き出した感じでした。
まさか前作主人公組とがっつり関わったのは驚きましたが、いい対比だなぁと
思ったり。
あと、姉ちゃんズとのやりとりはクるものがありましたね。何気にこの事は
四郎の内面が変わる大きなきっかけだったんじゃないかな。
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次回に向けての溜め回、でも☆5。
四郎の苦心する描写とか、こういう表現うまいよなぁーって
ホントに思います。
どうか三好ちゃんが幸せになって欲しい!あ、でも広美ちゃんルートもアリだと思うんです。