ラノベ部2
- 作者: 平坂読,よう太
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2009/01
- メディア: 文庫
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新たなキャラが登場し、ラノベ部の創立エピソードも収録した、大好評の日常系ライトノベル第二弾!
竹田せつねぇぇぇぇぇぇぇ!!
失礼m(_ _)m
今回は一年前の話、つまりラノベ部の創立エピソードも語られるのですが、部を作るにあたって美咲と竹田の過去話と同時進行で進みます。
この二人は、生まれた時からの知り合い・お隣同士・ずっと一緒の学校、と幼馴染の王道なんですね〜
ところが!この二人の関係はラノベやアニメのようだけれど、かなりリアリティがあって私の心の真ん中を貫きました!
下手な恋愛物よりも心が動かされましたよ!
近すぎるって言うのも問題なんですよね、一見幼馴染は羨ましそうに見えますが、そう簡単な話じゃないんですのよ〜
軽小説部創設の話では竹田と美咲以外の綾、堂島の入部のきっかけなども語られているのですが、二人の言うことにはホントに共感しましたよ。
特に堂島のライトノベルと一般書の話には大いに賛成ですね。
それについての私の意見を書いたら長くなってしまったので、別の雑記にまとめておきます。
過去話以外は、いつも道理のあるあるネタが繰り広げられるのですが、ラノベ部に文香たちのクラスにアメリカからの留学生、リア・アルセイフが加わります。
彼女のキャラについては、いかにもオタク外国人(見たことはないですが)っぽくもあり、妙に日本人ぽい人物ですね。
文香たちと一緒のクラスなので、以降は文香と暦の二人と共に行動することが多くなりそう、っていうかこの巻でこの二人以外に絡んだの堂島だけだ・・・
暦とリアの会話はホント、共感しすぎて困る!うちの本棚は強化して三列にも耐えうるようにしたし、ウィキは時間を忘れるから怖いよね〜
さらに、この三人で文香の家に泊まることになり、前巻で何気に一番強烈な印象を残した文香の妹、物部雪華が出てきます、が!性格どぎついな〜(笑)久々にラノベのキャラで引いたわ!
もう文字どうり、姉を信仰してるんですよ、このキャラこれから大丈夫・・・?
あんなぶっとんだキャラを書くのに、竹田とか美咲とか、ああいうまともなキャラも書ける・・・。平坂さんってどんな人物なんだ・・・
とある理由でその信仰は暦にも矛先を向けます。ここの部分はよかったな〜
ここだけ雪華の反応が本当に自然だったw というか、実際に暦のような人物に会ったらたぶんこういう反応になるよね
とまあ、全体的に今巻は前巻よりも、ますます共感できる部分も増えて楽しかった!
ただ、【フレンズ・ウィズ・ナイーブ】の暗号の意味だけ分からなかったけど・・・
追記:やっと暗号がわかりましたよ…。ヒントは「ラノベ作家」です。
MF文庫Jを読んでいる人ほど分かるはず!
どうしても答えがわからないという場合はググりましょう。