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ラノベ部3

感想 MF文庫J ラノベ部 学園 恋愛 ほのぼの 平坂読 よう太 ☆☆☆☆☆

ラノベ部 3 (MF文庫J ひ 2-18)

ラノベ部 3 (MF文庫J ひ 2-18)

【ストーリー】留学生のリアも加わり、ますます賑やかになったラノベ部(正式名称軽小説部)。みんなで部室でダベったり、本屋で偶然出会ったり、友達の家に遊びに行ったり――。
いつも通りの日常を楽しむ傍ら、文香は自分の思いが少しずつ強くなってきた頃、竹田と部室で二人っきりになって――!!


さーて、結構楽しみにしてたんだよな〜って、えぇーー!!もう最終巻ですかっ!?

ライトノベルには珍しい日常系の話で気に入ってたのに…



最終巻ですが、

依然としてラノベ読みならば誰しもが共感するあるあるネタから日本語ネタ、文香とリアの天然姫ズのボケボケっぷりや暦の妄想や竹田と堂島の割と真剣な世間話が盛り込まれたラノベ読み必読の一冊でした。

最終巻だからか、やたらと作品や作者の実名を使っていて驚きましたけどね。


それにしても

このシリーズって、ラノベ部の部員たちの会話を読んでいると自分までラノベ部の一員になったかのような「楽しさの共感」が得られるんですよね〜。


この本のやろうとしていることと、私がこのブログでやろうと思っていることって結構重なる部分がありまして…。
それは、ラノベを通して多くの人と「楽しい」という気持ちを共感したいということなんですよね。


自分以外にもこの本を楽しんだ人がいるって、すごく嬉しいことだと私は思います。
読書というのはどうしても一人でしか行えない行為ではありますが、こうやって自分以外にも楽しんだ人がいるとわかると、皆で一緒に楽しんでいる安心感というか、お祭り気分みたいなものが生まれているような気がするんです。

作品内に出てくるパロネタも、「あ、このネタ知ってる!」という嬉しさを助長するものなんじゃないかな。



恋愛模様

いつもと同じような内容ではありましたが、やはり最終巻ということもあって文香を中心とした恋愛模様が咲き乱れていて、いつもと一味違った面白さもありました。


ところで竹田君、前回の感想で切ないね!って書いたけど、これだけは言わせてもらいたい。


おめぇーどこのギャルゲの主人公だっ!!


確かに君はいい男だけどね…。現実でこんなにナチュラルに振舞えるヤツ、どれだけいるよ?
まあ、それは置いといて、とてもいい恋愛モノとしても楽しませてもらいましたよ。


中々に複雑な恋模様で読み応えありましたし、意外な衝突や、こそばゆい展開なんかも読んでいて悶えました。


あ”〜、ホント、こんな幼馴染とか後輩とかどっかにいねーかな…


ホントに

もっと読んでいたかったんですがね…。
でも作者さんの言うとおり、無理に続けてマンネリ化するのも良くないし調度良かったのかな?

最後の終わり方もスッキリしていてよかったし、作品内の言葉をちょっと変えて借りれば、「シリーズが完結しても登場人物たちの人生は終わらない」ですね。


この作品で一気に平坂先生のファンになりました。次回作も期待しています。


そして何より、このシリーズを生み出していただいて、ありがとうございました!