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とある魔術の禁書目録18

感想 電撃文庫 とある魔術の禁書目録 シリアス 陽気 アクション 魔法/神秘 鎌池和馬 灰村キヨタカ ☆☆☆

【ストーリー】イギリス首都ロンドンは騎士団長率いる『騎士派』のクーデタによって陥落。その影響がイギリス全土にわたるという異常事態に陥ってしまう!
インデックスを救うためにフォークストーンに向かった上条当麻は、そこでクーデタの首謀者である第二王女キャーリサに刃を向ける意外な人物に出会う。
それはかつての敵、後方のアックアだった!


出版されてから大分遅れての感想ですねー(´−`;)


これは番外編ですか?いいえ、本編です。


18巻は17巻の英国王室編の完結編になります。
前巻あれだけ風呂敷を広げておいてあと1巻だけで終わるの!?とか思ったのですが、これが案外あっさりと終わったな〜、という印象でした。


まあ、そんなことよりも気になったのが、引き続き舞台となるのがイギリスということもあって魔術サイドのキャラクターが大量に登場したということですね。


アニェーゼの意外な性癖が明かされたり、インデックスとアンジェレネのフード(を争う)ファイト、堕天使エロメイドと大精霊チラメイド、そして隠し玉の女神様ゴスメイドの頂上対決などなど、ストーリーの本筋には活躍しないキャラクターが溢れかえってもう読者サービス意外何でも無いね!


肝心の運び屋のお姉さん・オリアナが居なかったけど、それ以外の魔術サイドのキャラクターはほぼ全員登場したんじゃないかな?
そういった意味で17・18巻は番外編のような部分が大きくて、本来のストーリー以外でも楽しめる部分が沢山で面白かったです。


※ちなみに今回の美琴登場ページ数は7P半。いつもと違った可愛さが見れたけどこれだけじゃ物足りねぇ!物足りねぇよ!!



主人公は誰?

前回の感想で、「たぶん、主人公が当麻じゃないんですよね、この巻。」と書きましたが、18巻にしてようやく当麻が主人公で無い理由がわかりました。


舞台はイギリスで事件はイギリス王室の事である以上、やっぱり当麻は外部参加のゲスト以外の何ものでもないんですね。
あくまで英国王室編の真のヒーロー(主人公)はアックアで、ヒロインは第三王女のヴィリアンということなのでしょう。表紙もこの二人ですし。
これもまた17・18巻が番外編のような雰囲気を持った理由の一つなのでしょう。

というか、本編内で実際に当麻が

(あまりにも主人公が多すぎて、俺も、インデックスも、神裂も、アックアも、みんな霞んじまってるじゃねえか。何だよこの国、全員が主人公ってどういう事だよ)

と言ったときには流石に苦笑いでしたw


結局クーデタを止めたのも当麻ではなかったし、やはり英国王室編は本編のような番外編と捉えるのが一番適切でしたね。



総合


皆さん!ようやく…ようやく『イマジンブレーカー』と『禁書目録』について動きがでましたよ!!
長かった〜、この作者30巻を目指してるんじゃないか?と思ってきたので、ちゃんと物語に動きを見せてくれたことが一番感動でしたw


キャラクターがたくさん登場させたり、読者を楽しませようとする努力は相変わらずのものでしたが、英国王室編というストーリー自体はそこまで気になるモノでもなかったので、☆は3つですかね。

次巻で当麻がどう動くのが楽しみです!



…そういや、「一端覧祭」の美琴デートフラグが立ったのは良いけど、それはいったい何巻でやるんだろう?