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R-15 こんにちは、ぼくの初恋

感想 角川スニーカー文庫 R-15 陽気 恋愛 学園 伏見ひろゆき 藤真拓哉 ☆☆☆

【ストーリー】あらゆる分野の天才を育てる閃学園。芥川丈途もこの閃学園の1年生で、天才ポルノ作家として活躍していた…が!何故か牡丹先輩に依頼されたクラスメイトの鳴唐吹音との百合小説が書けなくなっていた!
 そんな丈途など関係なしにまたしても学園のイベントが始まる。こんどはペアになった相手の得意分野で才能テストをするという無茶苦茶なものだった!しかも人質は自分の大切なモノ!
 丈途は”ドラグスレク”をマスターし、大切なモノを取り返すことができるのか!?


登場人物が同性愛者ばっかりだ!!


百合&BL祭り

天才ばかりの学園で巻き起こるラブコメ第二弾…?
そういえばこいつら数学の天才とか天才ハッカーとかクラリネットの天才だったな…?すっかり忘れたまま読み終わっちゃった…。
だって内容のほとんどが吹音を百合趣味の先輩から守るって話なんだもの!そりゃ忘れるよ!


「ペア相手の得意分野で才能テスト」という試験内容を課せられた1年生+α。

嫌がる一年生だったが、自分の大切にしているモノを奪われてしまったので試験を受けざるを得ない状況に。

演劇の天才である主屋久と組んだ霧線蘭は演劇でヒロインの代行、プロの歌手である声園と組んだ円修律は街のカラオケ大会で優勝。そして丈途はスポーツの天才である廻先輩とペアになってしまったために、跳馬で三回半捻りの大技”ドラクスレク”をすることに!時代ハズレな強制ギプスをつけて特訓する毎日を送ることになってしまった!
吹音に至っては前回のクラス対抗戦以来彼女を狙い続けている紅牡丹先輩とペアに。
この事態を重く見たクラスメイトの霧線蘭はFBI(吹音ちゃんを防衛する一年生の会)を設立し、丈途にも協力させる。

これが本当のあらすじ。


言いたいことは色々あるけど、何よりも律が全然登場しないのが一番残念だ!!


何気にあのキャラ気に入ってたんですよね〜。思い込みが強くてかるーく暴走した感じなんかが特に。

一応蘭は頻繁に登場しますけど、彼女も律と一緒にいないと魅力が半減してしまいますよ。
まあ、彼女がいたことで紅牡丹先輩(※二人とも百合趣味)とのやりとりが面白くなっていたんですけどね。


しかも丈途と組んだ廻先輩はガチで律LOVEらしいんで、この二人の描写が少ないのがまた残念w
ってかホントに百合とガチばっかりだ…。


メインヒロインは

吹音…だったっけ?彼女は前回にも増して空気だったなぁ…。

そもそも登場する機会も少ないのにキャラがうっすい!しかも彼女を守るために丈途や霧線が悪戦苦闘しているのに、それを片っぱしからブチ壊してる!極めつけが見せ場コスプレだけって…扱いがマスコットですよ。
何となく作者さんも彼女の扱いには手こずってそうに見えるんだけどな…。


それに引き換え、サブヒロインだった声園謡江はいい活躍してました。
丈途の本(ポルノ)に興味津々だし、接触イベント&強制ギプスで身動きがとれない丈途に甲斐甲斐しく世話を焼く姿は正にメインヒロインです。


最後に吹音に対してライバル宣言して明らかにフラグたってるし、彼女は律と友人らしいから丈途を巡る三角関係になったら面白そうだw


天才学園…?

う〜ん…どうも全体を通して考えると一味足りない気がするんですよね。

1巻のクラス対抗戦は「天才たちの集まる学園」という設定が活きていたんですよね。
数学の天才・律とコンピューターの天才・蘭のコンビが作った株を儲けるプログラムの作成や、丈途のポルノ作家としての作詞能力による合唱の歌詞作り。こんな感じに各分野の天才たちが協力し、活躍するのは新鮮で面白かったです。


でも今回の「相手の得意分野で才能テスト」は発想は面白いけど、せっかくのペアという状況や「天才たちの集まる学園」という設定を活かしきれていなかったな。
というより、メインストーリーなのに紅牡丹先輩攻略にほとんど目的がすり替わっているのが問題だったかも。もったいない。


総合

色々あって☆3つ。
面白い部分はそこそこあったんですけどストーリーとして見るとイマイチだったな〜、というのが正直な感想。
才能テストも吹音防衛も混ぜた結果、両方とも微妙な感じです。メインをどちらかに絞れば面白くなったかもしれないんですけどね〜。ホントに惜しい!

キャラクターの動きが制限されているのなら、学校側に振り回されっぱなしという状況も止めた方がいいかも。


まだまだこれからだと思うし、次の巻の予告が面白そうなんで次回も期待してます。


感想リンク

ラノベ365日