たんかん!

私に休日なんてないのさぁ!!(泣)

某夢の国へと期待に胸をふくらませて遊びに行くカップルたちに囲まれながら仕事から帰るという拷問にあなたは耐えられるかな…。


それはさておき、
最近は忙しい割に読書の時間(電車内)は割とあるんで新刊・発掘品をけっこー読めているんですが、感想書く時間がまっったくないので書きたい欲求とその他疲労やら何やらが溜まっています。


ぶっちゃけニャル子さん3巻や葉桜が来た夏最終巻など感想が1か月以上書けてない物が大量に残っているんですよ…。
書く気はあるんですけど時間がそれを許してくれないのです…。


ということで、取りあえず最近面白かった物を短い感想で列挙してみますね。
一応ちゃんとした感想も後々書いていくつもりです。



☆4つ相当




○蒼海ガールズ


蒼海ガールズ! (GA文庫)

蒼海ガールズ! (GA文庫)

蒼海ガールズ!2 (GA文庫)

蒼海ガールズ!2 (GA文庫)

策略により両親を殺され、自身の身も追われることになった皇子シューフェン。
彼は命からがら逃げ出し、海を漂流しているところを偶然アラミス王国の軍艦ビシャスホースに拾われる。
ところが、その軍艦はとても若い女性のみで構成されていて例え漂流者であっても男ならば船にあげることを許さない厳格な「男子禁制」の規律がある。
そこでビシャスホースの艦長がシューフェンに出した提案は「女装する」というもの。
果たして、逃げ場のない軍艦内でシューフェンは男だということを隠し通せるのか!


ハーレム系の色モノと思いきや、意外にも凝ったストーリーで面白かったです!
正真正銘の男なのに女装すると絶世の美少女になってしまうシューフェンと、そんな彼の正体に気付かずノリノリで逆セクハラしまくりなビシャスホース乗組員の少女たちのやり取りも笑えました(シューフェン←少女たち、ですよ)。
それと軍艦同士のガチバトルも面白かったですね。魔法とか特殊な物は全く存在せず、大砲に弾を詰めるのも帆を張るのも船の修復をするのも全部人力。乗組員の子たちも可愛いだけの「女の子」じゃなくてちゃんと「軍艦の乗組員」としての魅力もありました。



機巧少女は傷つかない

機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing

機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing "Cannibal Candy" (MF文庫J)

魔法が兵器として存在する20世紀のイギリスはロンドン。
少年・雷真は魔術回路でまるで人のように動く自動人形・夜々を連れ遥々日本から英国ヴァルプルギス王立機巧学院にやって来た。そこには雷真と同じように自動人形を操る少年少女が日夜魔術の腕を学び、競っている。
雷真はある目的のため、学院のトップ「魔王」を賭けて戦う「夜会」に参加するため次期魔王候補の一人である少女・シャルに戦いを申し込むが、思わぬ邪魔が入る。


グリモアリス」シリーズの海冬レイジ先生の新作。元々好きな作者さんでしたが、予想以上でした!
この作品一番の魅力である自動人形による特殊な能力による戦闘シーンも良かったのですが、何よりも人間以上に表情豊かで主人公たちとのやりとりが面白いです。特に雷真のパートナーの夜々の嫉妬が可愛過ぎるっ。そしてやっぱり主人公を罵倒しまくるキャラがいるのですねw
ストーリーもちょっとミステリ風味が効いてて読み応えもバッチリ。



●☆3つ相当


○くりぽと すくすく☆魔法少女

代々呪禁師の家系に生まれた高校生・芦名春覚は親の言いつけで小学生の女の子たちが通う魔法少女専門の進学塾の講師として働く羽目になる。
だが、春覚の受け持ったクラスは問題児ばかりの最低クラスだった!
しかもその生徒の一人・星神りりすとはつい先日に最悪な出会い方をしたばかり。ただでさえ子供嫌いな春覚は彼女らの先生になれるのか。


誰かと思えば例の話題作「超自宅警備員ちのり」の小幡休彌先生の新シリーズ。
どんなハッチャけた内容かと思えば普通に高校生の先生と小学生の女の子たちの交流を描いた面白おかしい物語でした。魔法というちょっとファンタジーな要素はありますが主人公の春覚と生徒の女の子たちの距離が徐々に縮まり、ちょっとしたトラブルを経て仲良くなるという先生モノの王道を行くストーリーでなかなか楽しかったです。




○土属性はダテじゃない!

土属性はダテじゃない! (一迅社文庫 は 5-1)

土属性はダテじゃない! (一迅社文庫 は 5-1)

精霊と人間が霊術を通して共存する都市≪四方平≫。
霊術使い・埴本麒一郎は四つの属性の中で最も地味でダサいと言われる土属性。麒一郎は夢を叶えるために故郷を出てきたが、高校入学早々行き倒れていた。
そんな彼を助けたのは火属性の霊術使い・赤井雪乃。彼女の厚意で何とかバイトを見つけることができたものの、今度は授業でうまく術を活かせずに留年の危機に陥ってしまう。
この状況を打破するため、麒一郎は精霊と協力してレースで競う学園の大イベント「異種精霊障害乱走」に参加することを決意する!


風・火・水・土の四属性が術を駆使してレースをするスポ魂風のラブコメでした。
地味だのダサいだの罵倒されてもその属性の如くドッシリと構えた麒一郎をはじめ、外見はロリでもお婆ちゃんのようなのほほんとした精霊のづちなど、キャラクター達はちょっと珍しい性格でしたがストーリーの方は物凄い青春!
更にはレースなどのスピード競技に全くむかない「土属性」が、様々な作戦を駆使して他の属性たちに打ち勝つという燃える展開は素晴らしいです!
若干ボリュームが足りないのが惜しい!



とまあ、

こんなものですかね〜。
ホントはもっといっぱいありますが、新作に限ってみるとこのあたりが最近のおススメですね。

そうそう、がれさんからお勧めいただいた「マルドゥック・スクランブル」は現在3巻目に突入中です!面白くなってきましたよ!
この感想ももうちょっと待ってくださいね!

また少し更新に間が開いてしまうかもしれませんが、出来るだけ頻繁に更新できるように頑張っていきます。