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ギブあっぷ3!

ギブあっぷ3! (HJ文庫)

ギブあっぷ3! (HJ文庫)

【ストーリー】自らの思いを封印したまま、悶々とした気持ちで未祐との保健部活動を続ける璃亞。そんな璃亞の思いを知ってか知らずか、未祐の気持ちを確かめるために第2 保健室を訪れた螢が未祐をデートに誘う。錯綜する3人の思いの行方は? そして、楽しいはずのデートの最中に未祐が見た衝撃的な光景とは?



アウトォォォォォ!!


いやもうこれはアウトっしょ?色々と。
表紙については平和の温故知新@はてなさんの記事にもまとめられていたように巻を重ねるごとに肌色が増しているのは一目瞭然ですけど、内容に関してはこれ大丈夫か?

まぁ、色々と規制の緩いHJだからこそできるんだろーなー…。


というワケで色々と大変な3巻目。



でも今回はエロい部分を抜いて純粋な恋愛ものとしても今までで一番良かったな。


未祐に対する気持ちを自覚してしまった璃亜が段々自分の想いを抑えきれなくなって悶々と悩むんですけど、その相手は他の女の子が好きだということはわかっていても彼の顔を見るとドキドキが止まらないっ!みたいな溢れる気持ちの描写がいいですねぇ。

強がってはいるけど内心彼にベタ惚れ。ただツンデレみたいのじゃなくて「あんたのことなんかなんとも思ってないけど?」な感じでクールな装いなのが余計に良いです。まぁ、そんな璃亜の通称「荒くれナイチンゲール」の装いも内から湧き出る気持ちの前にはボロボロなんですけどね!


やっぱり本気で恋している娘を見るのはそこに多少の苦悩があっても(むしろあったほうが)いいものです。



しかも今回は螢の方も割と積極的に未祐にアタックをしかけていまして、わざわざ第二保健室の、しかも璃亜の目の前で未祐をデートに誘うという超攻撃的姿勢!


よっしゃ修羅場展開来た!
やっぱり三角関係恋愛ものの魅せ場は修羅場ですよね!甘いだけじゃなくてこういったスパイスがあるから盛り上がる!


そんな二人のヒロインに挟まれた未祐も今回ばかりはラブコメ主人公として良い意味でも悪い意味でもちゃんと役目を果たしてくれていたので大満足。

好きな相手である螢がデートに誘ってくれたのに終止頭から璃亜のことが離れないというダメっぷりもありましたし、螢や愁一が御膳立てしてくれているのにヘタレて告白できず、しかも親友の愁一がもしかしたら螢のことが好きなのかもしれないと思い込んで身勝手なコンプレックスから逆切れでケンカ。

こんな思いっきりダメダメな主人公ですけど、告白する勇気がなくてヘタレたり親友に八つ当たりするのも、恋に悩む少年としてみれば良くある反応としてみれますし、逆にその方が親近感が湧きます。

特に愁一との喧嘩のシーンは良かったですね!
お互い今まで我慢していた言いたいことをぶちまけての殴り合いとか青春的に燃えますよね!
そのあとの愁一の思いがけない告白にも驚きましたが、ここのシーンはこの巻の中でも特に見所だと思います。




総合

☆4つかな。今回は面白かった!


璃亜の過去に纏わる事件は思ったよりもシリアスの重大事件で、未祐も璃亜自身も本気で危ない一歩間違えればこのストーリーの雰囲気がガラリと変わる展開で驚きました…。


でもその一件を無事に終えて、いよいよ璃亜も逃げ出さずに堂々と勝負することになってくれてますますこれからの展開が楽しみです。


ちなみにがれさんが期待しているであろうエロい部分の引用は、流石にここに乗せるのはマズイと思ったので自重します。だって本当にアウトなんだもん…。