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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ

感想 MF文庫J コメディ 恋愛 陽気 鈴木大輔 閏月戈 ☆☆☆☆

【ストーリー】この小説は『とある事情で離れ離れになっていた兄妹が、再び一つ屋根の下で平穏な日々を送るようになった様子を、ごく淡々と綴っていく物語』だ。たぶんそんなに面白くはならない。なぜなら兄妹の日常なんて所詮は平凡な――「さあお兄ちゃん、お布団の用意はとっくにできています。さっそく記念すべき初夜を過ごすとしましょう!」「秋子。お前はちょっと黙ってなさい」……失礼、もう一度紹介し直そう。これは主人公である僕が、超ブラコンの妹を初めとする色んな女性たちと――「あ。ひょっとしてお布団じゃなくて、お外でする方が良かったですか?」「いーから黙ってなさい」……えーとすいません、要するにラブコメです! 詳しくはページをめくってみて!

このラノベの紹介を色々悩んだけど、公式のストーリー紹介が一番的を得た説明だったよ…。
要するに、隙あらば兄の貞操を狙う超ブラコン妹と普通(に思われる)の兄と、時々変な友人を交えたラブコメです。


ストレートに自分の気持ちをぶつける秋子も良いけど、不意打ちをされて悶えてる姿が堪らなく可愛いです!特に眼鏡!
いやぁ、鈴木大明神のラブコメはニタニタ…じゃなかったニヤニヤポイントが多くて素晴らしい。
全力で愛情表現してくる秋子や、度々変な会話になるアナ、豪快にセクハラしてくる嵐、知的でイタズラ好きなギン、みんなそれぞれキャラ立ちはハッキリしてて魅力的なのに、秋人とからむことでより魅力が増してますね。主人公はそこまで目立っていないのにヒロインの魅力を最大限に引き出しているのは流石大明神と言ったところです。というか、この人天然レディーキラーな主人公を描くのがすごく巧い!

可愛さで言えば秋子が一番ニヤニヤできますが、トークは穴…じゃなくアナが一番楽しかった。他所でも言われていたと思いますが、まるで某化物語のヒロインと主人公を彷彿させるようなテンポの良い突っ込みとボケの応酬で大笑いこそしないものの、度々くすりと笑わせてくれました。しかもギャグのなかにもさり気無くラブ臭を漂わせるのだから流石。

総合

☆4つです。面白かった。
1巻はまだまだ秘密を臭わせて主要キャラを出すにとどめてますが、それでさえここまで面白いのだからこれからが期待大ですね。
しかもラブコメ一辺倒で終わらせず、色々ワケありな設定があるようで益々楽しみです。


次の巻も期待しています。