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Baby Princess2

Baby Princess〈2〉 (電撃文庫)

Baby Princess〈2〉 (電撃文庫)

【ストーリー】15歳で天涯孤独となってしまった陽太郎が天使家の家族となって、初めての春がやってきた。
陽太郎は他の姉妹の通う学園に転入し、ヒカルと一緒のクラスになって一安心するが、ヒカルの傍にはやっかいなファンが付きまとっていてまともに話もできない。さらにはクラスメイトに身体計測の覗きに誘われて危うく見つかってしまうような事件に巻き込まれてしまう。そして今度は家でも不審者が現れ、六女の氷柱に駆り出されて夜の見張りをすることに。


面白いけど…面白いけど…。そろそろ私の記憶能力がキャパシティーオーバーしそうだ…。


学園編

取り敢えず家庭内の問題が一段落してこの巻から学園編です。

ふぅ、学園編ということは少なくとも登場するキャラは19人未満になるのか、と油断しきってましたね…。
確かに天使家姉妹の人数は減りましたけど、同級生ヒロインが登場するとは!まったく、この作者さんを甘く見ていましたよ。

というか、毎回19人登場させる意味はあるのかな…?


それでも面白さは相変わらず


1巻はヒカルがメインヒロインとして活躍していましたが、今回は表紙を飾っているツンデレ六女・氷柱がメインですね。

体力測定で脈拍を調べた時のふとした接触でドキドキしたり陽太郎の意外な行動に感心したりと、ヒカルに対抗するんじゃないか思うくらいの可愛さでしたw

彼女は結構テンプレなツンデレに思えそうですけど、意外にも陽太郎の行動が彼女の魅力を引き立てているんですよね。
彼女の言葉に含まれる気持ちをちゃんと読みとるなど、ラブコメの主人公にしてはかなり機敏。何かこういう主人公も中々新鮮ですし、ありかな〜なんて思いました。

さらには作者の人に描写よって、ベタなツンデレになっていないのも良かった。


ところどころに見られる少女漫画チックな表現も、微妙なさじ加減で場面を盛り上げてくれていますね。そういう表現が苦手、という男性読者でも楽しめるんじゃないかな。


1巻の感想でも書きましたが、登場キャラがかなり多くても一人一人のキャラが薄くならない作者の表現力はすごいですね…。

今までも同じように大量のキャラが登場する作品を扱っているだけのことはあります。

あ”〜、もうホント登場人物減らして彼女らにあたるスポットを増やしてくれないかな。
こんなこと言うと一部の方々には怒られそうですけど、小学生組は高学年ならまだしもそれ以下の登場は控えt…ゲフンゲフン。

一度でいいから少数人数のラブコメが読んでみたい。


それにしても…

この作者さんは女性なのか…。
妙に視点が男の欲望を分かっているというか…、いや、サービス精神には感服しますけどね。…でも流石に絆創膏は無いw

でも正直、この話にはあまりサービスシーンはいらないんじゃないかな〜。
全体の雰囲気が割と真面目なラブコメなんで、余計なサービスが入らなくとも十分面白いから下手にそういうシーンを入れると逆に雰囲気が崩れるかも。


総合

うん、面白かった。☆4つ。

まだまだ物語は始まってはいませんが、キャラクターの心の描写など見どころはいっぱいありました。
これからどう動いていくのか、それが楽しみですね。
ただ、欲を言えばスポットを当てるヒロインを最高でも4人くらいにして欲しいです。


次巻も期待しています!

感想リンク

彼誰と黄昏を彷徨い揺蕩うもの