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よめせんっ!

感想 電撃文庫 よめせんっ! 妖怪/神様 恋愛 陽気 マサト真希 ごまさとし ☆☆

【ストーリー】祖母譲りの霊感の強さで幼いころから幽霊が見える少年・鰹屋広人は尻尾の先が割れている可愛い子猫を拾った。しかし、子猫は翌朝にはネコミミ少女になっており、自分は氏神であり広人に千人の嫁を授けると宣言した!それ以降、洋風天井下がり少女や蛇幼女、天然エロ雪女郎たちが押し寄せる。更にはお嬢様な幼馴染まで加わって大混乱!
神様と妖怪たちがいっぱいのハートフルラブコメ


…はい、ご察しの通りケモノミミに釣られました。



妖系美少女大集合

人・人外問わずに嫁を探す暴走氏神ネコミミ少女と、彼女に振り回されっぱなしの霊感が強いだけで普通の少年広人。そして個性的な妖怪少女たちの賑やかでハートフルな物語…だったのかなぁ。


ぶっちゃけ典型的な数打ちゃ当たる方式のヒロイン過多ラブコメでして、この本独自の魅力や個性が感じられませんでした。あまりに印象が弱くて読了後に残るモノが殆ど無いや…。



量>質はやっちゃダメ


世間知らずのネコミミ氏神少女・洋風お嬢様系の天井下がり・大蛇の幼女・天然エロ雪女郎(雪女)・執事系の妖怪ヤモリの青年。

各キャラの設定や口調は特徴で面白いとは思うんですが…。残念なことに、おそらく作者が一番力を注いだであろう主要キャラがそれ以外のサブキャラたちの多さで潰されちゃってます。
描写文が少ないせいでねこがみさまたち妖怪の魅力も半減でした…。


ただ、出番が少ない割にヤモリの青年・守宮さんは主人公以外の男キャラとして存在感がありましたし、その忠実さが執事っぽくてカッコ良かった。…正直主人公より魅力あるんじゃないかな。



また肝心のストーリーはねこがみさまの嫁探しが難航する中、彼女が来てから一向に春の兆しを見せないことを不審に思った産土神・耀姫が正体を突き詰めようとねこがみさまを連れ去ろうとする〜、という流れなのですが、これまたキャラのせいかどうにもごちゃごちゃ感が否めませんでした。

ツンデレ幼馴染は例によってキャラの多さで目立ってないからシリアスな過去話も取って付けた感じになってる。生活科学部の部長のやたらと長い蘊蓄話でテンポが悪くなる。


別にキャラをいっぱい出すのはいいんです。でも上手く捌けないならキャラ少なくしましょうよ…。無駄に沢山キャラ作ってもしっかりした見せ場が無ければむしろ邪魔になるだけですよ…。せっかくの良いキャラがもったいない。



総合

もうとにかくキャラが多くてやってらんないです。☆2つ。
期待した分落ち込みも激しい。

ブコメは好きだけど、最近の質の落ちたラブコメはもういいです…。



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彩彩華美