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おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!

感想 富士見ファンタジア文庫 学園 恋愛 竹岡葉月 奥村ひのき ☆☆☆☆

おおコウスケよ、えらべないとはなさけない! (富士見ファンタジア文庫)

おおコウスケよ、えらべないとはなさけない! (富士見ファンタジア文庫)

【ストーリー】高校に入学した昴介は、消えた初恋の彼女・螢に顔がそっくりな彗という女の子に“再会”する。けれど彗の性格は、おしとやかだった螢とはまるでベツモノ。挙げ句に彗は「コウスケのこと、好きです」とか言い出して!?

いやいや!選べねーよ!!無理だよ!!


タイトルは

思いっきりミスと言うか、「タイトルで内容が微妙に思われてしまう」の典型例ですね。

SH@PPLE-シャップル-」の双子ラブコメでおなじみの竹岡葉月先生の新作。

双子ラブコメと言えば、「双子の女の子から言い寄られたけど、どっちも選ぶことが出来ないよ!」みたいなモノが多いですが、先生らしく随分毛色の違うものが来ましたね…。今回は双子かもわからない状況ですし。

内容的には

同時に二人のヒロインが現れることは無く、1章は中学で、文学オタクで恋愛アンチの螢、2章は高校で、アクティブで積極的な彗に、それぞれ別々の時間に会い、同時に二人のヒロインには会っていません。
この状況がまた複雑でして…。

最初に昴介は、惰性でやっていた野球部を辞め、ただ日々を何となく過ごしていた頃、図書館で螢に出会い、彼女の策によってすっかり本の魅力に取りつかれることになります。恋愛アンチだった螢と少しづつ距離が縮まってきた頃、突然螢は一家で居なくなってしまう。
ここまでが一章。

そして、落胆しつつも彼女と約束していた高校に入学し、そこで出会ったのは螢に瓜二つの彗。彼女はアメリカからの帰国子女で、螢とは似ても似つかない超アクティブな性格。
そんな彼女に動揺しつつも、振り回される。
というのが二章。

ほらぁ、選ぶも何もないじゃないか!


昴介が

すごく辛いよなぁ。
初恋の子が居なくなって傷心しているところに、まったく同じ顔の子が現れるとか…。
「螢とは違う」ということは一緒に過ごしているうちに痛いくらいに分かるのに、少しずつ「彗に惹かれている」というのを自分でも薄々感じているのがまた辛いですね…。
この後本気で彗のことを好きになったとしても、同じ顔だから面影を重ねているのかもしれない、と悩むこと間違いなしですし。

過去の想いなんて忘れてしまえ、というのとはまた事情が違いますし、これはホントに辛い。


総合

☆4つ!
なんかこれからの展開が不安で仕方がありません!
昴介はこれからどうするのか?螢の行方は?くれあはヒロインに昇格するのか?気になることでいっぱいです!

次の巻も期待しています!