とある魔術の禁書目録17
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
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言わずも知れた、アニメも順調の大人気作品17巻!
ん〜、内容はともかく、まずこれだけは言わせてほしいですね、
なぜ!美琴の出番が姫神級か!?
前回あれだけフラグ立てたのになぜ、姫神(3ページ)と大体同じくらいに美琴(4ページ)が扱われるの!?
しかもいつもと内容と変わらないし・・・もうホントに「ふにゃー」ですよ〜(泣)
ファンが多いといっても、これだったらしばらく美琴の出番はお休みで、19巻あたりにメインで持って来て欲しかった・・・
まあ、それが原因で☆3ではないんですけどね。
本来なら出番は無かったであろう五和&天草組や、姫神を出していたのはよかったと思うんですが、あれだけのことがあって出番が4ページってどうよ?
内容は
イギリスとフランスをつなぐ海底トンネルがテロによって壊され、その調査のためにインデックスがイギリス本国から呼び出されることから始まります。
本来乗るはずの飛行機(超音速)に乗らず、一般の飛行機に乗ってイギリスに行こうとするんですが、テロリストが同乗していたためにハイジャックに遭い、更に、なんとか無事にイギリスへ到着してそこから堕天使エロメイド(神裂)の案内でロンドンへと向うも、今度は別のテロリストによってイギリス女王に危機が迫る、というのが大筋です。
いつもの展開と言えばそうなんですが、なんか今回は今までとちょっと雰囲気が違うように感じました。
たぶん、主人公が当麻じゃないんですよね、この巻。
確かにハイジャックと戦ったりしていましたが、内容的に上巻でまだ話の中盤とはいえ、ただの部外者ですもん。
だから誰を中心にして話が進んでいるのかわからないんです。
あと、今回はやったら説明が多かった気がするんですよ。それもマイナスでした。
ただ、
オリアナとかシェリーほか魔術師組などの多くのキャラクターにできるだけ出番を増やしていたのは良かったと思います。
次巻でこの17巻の評価も変わるかもしれませんが、この巻だけだとイマイチですね。
まぁ、この作品は好きなので気を長くして待ってみます。