新レーベル、スマッシュ文庫の感想
ちょっと今日は感想書く時間が無かったので、先日買った新ラノベレーベル「スマッシュ文庫」について書いてみました。
取りあえず検討してみたのは一番注目されているであろう、値段について。
私が買った『うちのメイドは不定形』(以下うちの)の内容は227Pで540円(税込)。
- 作者: 静川龍宗,森瀬繚,文倉十
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 文庫
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参考までに、同じページ数だったMFの『聖剣の刀鍛冶9』(以下ブラスミ)は227Pで609円(税込)。
- 作者: 三浦勇雄,屡那
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: 文庫
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なんと60円近くも値段に差が出てるんですよね。
計算してみたら、1ページあたりの値段は『うちの』が約2,4円に対して『ブラスミ』が約2,7円でした。
一応カラーイラストと挿絵の数も数えてみました。
・『うちの』がカラーイラスト4P、挿絵16P(見開きは2P換算、章始めは除く)。
・『ブラスミ』がカラーイラスト8P(一枚絵と扉絵合わせて)挿絵10P(見開きは2P換算、章始めは除く)
一枚絵と複数イラストはどちらの方が費用がかかっているのかは分からないのですが、挿絵の数だけ見ても結構な差ですね。
紙質を比べてみても、正直どちらも同じくらいの紙質のように思えます。ただ『うちの』の方は表紙の装丁、表紙カバーを外した時に見える紙が薄く、MFや電撃のように堅くないです。
正直、ここまで見ても何がこの低価格の理由なのか分からないです…。
絵師さんも『狼と香辛料』で有名な文倉十さんですし、一緒に発売されているスマッシュ文庫の『破小路ねるのと堕天列車事件』はなんとあの山本ケイジさんです。
新レーベルながらも、かなり力を注いでいることが分かりますね。
『うちの』も面白かったし、これからも注目してみようかなぁ。