魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?3
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?3 (HJ文庫)
- 作者: 手島史詞
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2017/09/01
- メディア: Kindle版
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執事と娘が増え、賑やかになったザガンの居城。相変らず不器用ながらも距離を縮めるザガンとネフィだが、突然ネフィが町で襲われるという事件が起こる。
襲ってきたのはーー肌の色の違うネフィに良く似た少女だった!
その事件の直後、ザガン宛に魔王の一人から船上で行われる<夜会>への招待状が届く。城のメンバーたちはその船上パーティへと、おめかしをして赴くが――。
無愛想魔王と箱入りエルフが贈る大人気ラブコメファンタジー、豪華絢爛な大三巻!
何この夫婦…尊い…。
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個人的にはザガンとネフィがゆったりと愛を育んで欲しかったんで、前巻で同居人が一気に増えた分、どうなるかと危惧してたけど杞憂どころかラブラブやんけ!
ザガンの、ネフィの気持ちがわからないと素直に認めたうえで、それでもネフィのことを想う行動に心が温まる…。設定的にザガンってテンプレ鈍感っぽいけど、ちゃんとこういった気遣いが出来ていいよね。
ネフィもパッと見、無表情キャラだけど表情が硬いことを気にしてて、苦手でも言葉にして伝えようとする姿は健気…。
あと何気にフォルが娘ポジに違和感なく収まってるのが意外。もっとトラブルメーカーかと思ってました。
キャラが増えてもこの二人の安定した関係性は微笑ましいし、徐々に縮まっていく距離を見てくのもよいぞ…。
…あぁ、シャスティの存在感と出番が減っていく。
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ストーリー自体もネフィの出自や魔王・聖剣関連も進んできましたが、どう考えてもネフィがストーリーの中心になって来てて不穏…。闇落ちとかしないでほすぃ…。
今回出てきた新しい魔王、胡散臭さはいいんだけど、ダークエルフと妖婦さんとライオンさんに全部持ってかれた感がヤバい。というか妖婦さんとライオンさんは今後も準レギュラーとして登場して、どうぞ。
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新キャラが登場しようとも変わらぬ夫婦愛(仮)が良かった。
といっても新キャラたちもちゃんと魅せ場あるし、オチもスカッとした。
次感も楽しみにしてます。