非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが…

 

 

 テストは全科目満点、校則は完璧に守る優等生。当然エロゲなんか全く知らない非オタ美少女・水崎萌香から…

「私をあなたの―カノジョ(奴隷)にしてほしいの」

告白されて、付き合うことに!?隠れオタでエロゲ趣味な俺に、まさかこんな彼女ができるなんて…って浮かれていたら、俺の理想のヒロインを知るため、一緒にエロゲをすることに!?

「このスカート、短すぎない?」それ制服だから…「胸の大きい子が好きなのね」やめてください、しんでしまいます!「私も首輪してみた…にゃー」どんどんエロゲに影響受けてない!?「私を…調教してくれる?」これ、なんてエロゲ!?

 

やはり睦茸さんの絵はイイ…。

 

なんかやたら色んな本屋でピックアップされてた&睦茸さんのイラストだったから購入。

これまた悪い言い方すると「冴えない主人公にクラスの美少女や幼馴染、先輩と多数のヒロインが言い寄るラブコメ」という既視感のある話。

ヒロインが主人公を好きになる理由がよくわからないだとか主人公の魅力がよくわからないだとかの批判はまぁさておき、この1巻が登場人物紹介と関係性の提示、プロローグという感じ。

どうにも判断していいものか迷うなぁ。

一応起承転結してるんで、ここで終わりと判断すればこれまでだな、とは思うんですけど、彼氏彼女になりました、じゃあこれからどう話を展開していくのかしら?と気にもなる…。

結構続いてることを考えるとこれから面白くなっていくのかなぁ。

 

以下、細々と

終盤近くまで延々とヒロインがエロゲの真似して主人公があたふたすんのはいいけど、主人公キョドってばっかじゃない?突拍子も無いアクションに対して説得だとかツッコミ入れないとやりとりがなんか不自然…。というか主人公くん流石にその状況にもっと疑問というか裏が無いかとか考えないの…?

ヒロインが惚れた理由は百歩譲っていいとしても、流石にそれでエロゲ、しかもヒロインのトラウマの状況がテーマのゲームはどうなんだろう…。それ相応の説得力があればまだしもなぁ…。他のヒロイン共々、プロローグってことでこれからそこが明かされてく感じなの…?

と、散々に書いてますけど終盤で主人公が色々悩んで覚悟するのは結構良かった。告白されたから付き合ってみたけどやっぱメインヒロインが好きだ系の当て馬ヒロイン展開大っ嫌い。というよりそこだけ光ってたからこそ、ある意味話が終わってるこの物語をこれ以上どう動かしてくの?6巻も出てるんでしょ?という期待…というか単純に気になる。

2巻買ってみるか…?